スマートフォン
就活や転職活動でスマートフォンを利用している方も多いと思います。
スマートフォン(smartphone)は、インターネットとの親和性が高く、パソコンの機能をベースとして作られた多機能携帯電話のことをさします。
スマートは英語で賢いという意味で使用されています。また、iPadやAndoroidタブレットなどはスマートデバイスと呼ばれ、スマートフォンから携帯電話の機能を外しサイズを大きくしたものをさします。
最近では日本でもiPhoneが普及しスマートフォンを目にする機会が増えてきました。しかし、実際の日本の2012年1-3月のスマートフォン普及率は20%で、これは調査対象の26カ国中でメキシコと並び24位です。アメリカの44%に大差を付けられており、中国の33%と比べてもかなり低い数字です。
そのため、今後も引き続き日本でのスマートフォンビジネスは加速していくだろうと予測されています。
また、IT業界ではスマートフォン普及につれてBYOB(Bring Your Own Bottle)という私物のスマートデバイスを企業内に持ち込んで業務に活用する状況が増えると予測され、そのためのセキュリティー環境を構築するのが急務となっています。
代表的なOS
Android端末
・Android - Android社を買収したGoogleが開発しているOSです。LinuxカーネルやWebKit、Dalvikと呼ぶ独自の仮想マシンなどで構成されています。
iPhone端末
・iOS(当初は OS X iPhone、その後 iPhone OS、現在 iOSと変遷) - Appleが開発した自社ハードウェア専用のOSです。XNUカーネルやCocoa Touch、WebKitなどMac OS Xと共通するコンポーネントから構成されていますがユーザーインターフェイスは大きく異なります。また他のスマートフォンOSとのアプリケーションの互換はありません。
BlackBerry端末
・BlackBerry OS - 企業利用を念頭に、遠隔管理とアクセス、メッセージングに重点をおいたOSです。初期のバージョンでは電話をかけることができませんでした。アメリカの企業で早くから採用されていました。
・BlackBerry Tablet OS - タブレット端末「BlackBerry PlayBook」専用OSです。BlackBerry用アプリケーションの他、Android用アプリケーションも動作させることも可能です。
Windows Phone端末
・Windows Mobile - ユーザーインターフェイスはデスクトップ版のWindowsと似ていますが互換性はありません。初期のスマートフォンでよく採用されていましたが、iPhoneやAndroidに押されシェアは低下しています。
・Windows Phone 7 - Windows Mobileを置き換えるMicrosoftの新しい携帯電話用OSです。UIが刷新されました。
主な機能
主な機能として次のものがあります。
(1)パーソナルコンピュータ的な利用・インターネットへの接続
・ウェブの閲覧・メールの送受信
・フルブラウザ
・PDFやWord・Excelファイルなどの閲覧
・メモ
・文章作成
(2)PIM(Personal Information Management - 個人情報管理)機能
・スケジュール(予定)管理
・ToDo(予約)管理
・アドレス帳
(3)マルチメディアプレーヤー
・MP3などの音楽ファイルの再生
・静止画、動画の閲覧
・サウンドレコーダー
(4)カメラ
・デジタルカメラ
・ムービーカメラ
(5)その他の機能
・Wi-Fi
・ゲーム
・電子辞書
・電子書籍
・電卓
・時計(目覚まし時計)
・GPS
・位置情報サービス